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非表示・表示

行・列の非表示・再表示
セル・シートの非表示・再表示
ワークシート構成要素の表示・非表示
ツールバーの表示・非表示



1 行・列の非表示・再表示

1 行・列の非表示

 特定の行または列だけを非表示にして見えなくする処理です。
 表の一部分だけ印刷したいとき、データを入力するときに、余分な行または列を非表示にして入力しやすくするときなどにこの処理を行います。

 操作方法

1. 非表示とする行番号または列番号を選択します。
2. 選択範囲内で右クリックしてショートカットメニューの「表示しない(H)」をクリックします。
3. 選択範囲の行または列が非表示となります。

 列の非表示・・・C列とD列を非表示にします。右図はその結果です。

 行の非表示・・・2 行目と3 行目を非表示にします。右図はその結果です。


2 非表示行・列の再表示

 非表示にした行または列を再び表示して元に戻します。この処理には、メニューによる再表示、全セル選択ボタンをドラッグして非表示行または列を一括再表示する方法があります。

(1) ショートカットメニューによる再表示

1. 非表示とになっている行または列の両側の行番号または列番号をドラッグして選択します。
 (非表示範囲が飛び飛びになっているときは、両端の非表示行・列を含む範囲を選択。)
2. 選択範囲内で右クリックしてショートカットメニューの「再表示(U)」をクリックします。
3. 選択範囲の行または列が再び表示されます。

 左図は、非表示列を再表示するときの列番号の選択方法です。C列、D列が非表示列となっているので、両隣のB列からE列までの列番号をドラッグして選択します。
 →図は、非表示行を再表示するときの行番号の選択方法です。3 行目と4 行目が非表示行となっているので、両隣の2 行目から 5 行目列までの行番号をドラッグして選択します。


(2) 全セル選択ボタンを右にドラッグして非表示行・列を一括再表示


1. 全セル選択ボタンをクリックしたままマウスをドラッグします。(上図参照)
 (列を再表示するときは右へドラッグ、行を再表示するときは下へドラッグします。)
2. 選択範囲内で右クリックしてショートカットメニューの「再表示(U)」をクリックします。
3. すべての行または列を一括して再表示することができます。





2 セル・シートの非表示・再表示

1 セルの非表示

 セルそのものを非表示にすることはできませんが、セルに入力されたデータを「セルの書式設定」でシート上見えなくすることはできます。ただし、書式設定したセルがアクティブになっているときは、セルではデータ内容が見えませんが、数式バーには表示されます。
 
操作方法

1. 非表示にしたいセル範囲を選択します。
2. 選択範囲内で右クリックして、ショートカットメニューの「セルの書式設定(F)」を選択します。
3. 「セルの書式設定」ダイアログボックスの「表示形式」タブにある「分類(C)」一覧で「ユーザー定義」をクリックして、下記の処理を行った後、「OK」ボタンをクリックします。

 左図は、「表示形式」タブでユーザー定義を選択したときに表示されるオプション画面です。

 セルに文字を表示しないようにするには、「種類(T)」の下の編集ボックスに「; (セミコロン)」を 3 つ続けて入力します。

2 シートの非表示・再表示

(1) シートの非表示

 シートを見えなくするには、次の処理を行います。
1. 非表示とするシートを選択します。
2. メニューの「書式(O)」「シート(H)」「表示しない(H)」を選択します。

(2) シートの再表示

 非表示となっているシートを再び表示するには、次の処理を行います。
1. 非表示とするシートを選択します。
2. メニューの「書式(O)」「シート(H)」「再表示(U)」を選択します。
3. 「再表示」ダイアログボックスの「表示するシート(U)」一覧の中から再表示するシートを選択して「OK」ボタンをクリックします。





3 ワークシート構成要素の表示・非表示


 Excelでは、画面を構成する要素の一部分を選択して、表示・非表示の指定を行うことができます。
 表示・非表示の内容にはいろいろありますが、この項では、メニューの「ツール(T)」「オプション(O)」を選択したときに表示される「オプション」ダイアログボックスの「表示」タブで指定できる内容を掲載しました。
下図がオプションダイアログボックスです。

 
 下表の「表示」「コメント」「オブジェクト」については、Excelを使用する場合のブック・シートの全てに適用されますが、ウインドウオプションは指定したときのアクティブシートにのみ適用されます。

 表示・非表示の切り替えは、各項目のチェックボックス(白い□)またはオプションボックス(白い○)をオン・オフによって指定します。チェックボックスはオンが表示、オフが非表示となります。オプションボタンは選択した説明の内容になります。

画面の部位 非 表 示 ・ 表 示 の 内 容
表          示
数式バー(F) 数式バーを表示します。数式バーはシートの上端に表示されます
ステータスバー 選択したコマンドやオプションを表示するステータスバーを表示します。
ステータスバーは、アプリケーションウインドウの下端に表示されます。
ウインドウをタスクバーに表示(W) 開いているブックまたはウインドウごとに、Windowsのタスクバーにアイコンを表示します。Excelで1つのアイコンを表示する場合は、このチェックボックスをオフにします。
 コ  メ   ン   ト
 下記の 3 項目は、どれか1項目のみ選択することができます。
なし(N) コメントやコメントマークを非表示にします。
コメントマークのみ(I) コメントが付けられているセルの右上に赤い小さな三角を表示します。
コメントが付けられたセルをポイントするとコメントが表示されます。
コメントとコメントマーク(M) セルにコメントが付けられている場合、セルの右上に赤い小さな三角として表示されるコメントマーク及びコメントを表示します。
オ  ブ  ジェ  ク  ト
 下記の 3 項目は、どれか1項目のみ選択することができます。
すべて表示(A) すべての画像、ボタン、テキストボックス、描画オブジェクト、および図を表示します。
位置のみ表示(P) 図やグラフを灰色の四角形として位置のみを表示すると、シートを素早くスクロールできます。
[位置のみ表示]をクリックしても、ボタン、テキストボックス、または他の種類の描画オブジェクトが灰色の四角形で表示されることはありません。
すべて非表示(D) すべての描画オブジェクト、ボタン、テキストボックス、および図を非表示にします。非表示にしたオブジェクトは印刷されません。
ウ イ ン ド ウ オ プ ショ ン
改ページ(K) 自動的に設定された改ページを表示します。
数式(R) 計算の結果ではなく数式をセルに表示します。
枠線(G) セルの枠線を表示します。枠線を印刷する場合は、[ページ設定]ダイアログボックスの[シート]タブにある[枠線]チェックボックスがオンになっていることを確認してください。
行列番号(E) 行番号をシートの左側に、列番号をシートの上部に表示します。
アウトライン記号(O) アウトライン記号を表示します。シートにアウトラインが含まれていない場合、アウトライン記号は表示されません。
ゼロ値(Z) ゼロ(0)が入力されたセルに"0"を表示します。
セル範囲の一部だけにゼロ値の表示・非表示を設定する場合は、範囲を選択して、ショートカットメニューの「セルの書式設定(F)」「表示形式」「ユーザー定義」で行います。
水平スクロールバー(T) 水平方向のスクロールバーをシートの下部に表示します。
垂直スクロールバー(V) 垂直方向のスクロールバーをシートの右側に表示します。
シート見出し(B) シート見出しを表示してブック内の他のシートを選択できるようにします。
シート見出しはシートウインドウの下端に表示されます。
色(C) 枠線に色を設定します。[自動]をクリックすると、色が決定されます。





4 ツールバーの表示・非表示


1 ツールバーの表示・非表示

 Excel では、画面に表示されていないツールバー(コマンドボタンを並べたバー)が数多くあります。通常、画面に表示されているのは、「標準」「書式設定」「数式」「ステータス」バーですが、必要に応じて表示したり非表示にしたりすることができます。


 ツールバーの表示・非表示の切り替えは、メニューの「表示(V)」または「ツール(T)」を選択するか、画面上部のメニュー・ツールバー領域を右クリックすると表示されるショートカットメニューで行うことが出来ます。
 
 左下図は、メニューの「表示(V)」「ツールバー(I)」を選択したときに表示されるメニューです。ショートカットメニューを呼び出したときもこれと同じメニューが表示されます。
 白い四角の中にチェックマークが入っている項目は現在表示中のツールバーです。表示・非表示の切り替えは項目名をクリックすることにより行います。
 
  右下図は、「ツール(T)」と「ユーザー設定(C)」を選択したときに表示される「ユーザー設定」ダイアログボックスの「ツールバー」タブです。「ツールバー(A)」のツールバー名称一覧のチェックボックスのオン・オフにより表示・非表示の切り替えを行うことができます。


2 ツールバーへのコマンドボタンの追加・削除

 ツールバーは、そりぞれ機能の異なるコマンドボタンによって構成されていますが、コマンドボタン1つずつを追加したり、削除することもできます。

(1) コマンドボタンの追加

 書式設定でよく使用される「均等割付」ボタンのツールバーへの追加を例に、操作手順を示します。
1. メニューの「ツール(T)」「ユーザー設定(C)」を選択します。
2. 「ユーザー設定」ダイアログボックスの「コマンド」タブをクリックします。
3. 分類(G)」でツールバーの種類を選択すると、右の「コマンド(D)」に該当のコマンドボタンが表示されます。
4. 各ボタンの機能はタブの左下にある「説明(P)」ボタンによって確認できます。(図番号 3 )
5. ツールバーに追加したいボタンをクリックしたままツールバー領域の配置する位置までドラッグしてマウスボタンを離します。(図番号 4 )
6. 「閉じる」ボタンをクリックします。
  


(2) コマンドボタンの削除

 ツールバーに表示されているコマンドボタンを削除するには、
1. メニューの「ツール(T)」「ユーザー設定(C)」を選択します。
2. 「ユーザー設定」ダイアログボックスの「コマンド」タブをクリックします。
3. 画面上の削除するコマンドボタンをツールバー領域外までドラッグしてマウスボタンを離します。





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